皆さんは外で生活している猫たちに
どのようなイメージを持たれていますか?
自分の気の向くまま、自由にのんびりと
生活しているイメージを持たれている方、
ちょっと迷惑に感じている方など
いらっしゃるかもしれませんが、、、
外での暮らしは、車との接触事故や、
野生動物に狙われる危険、
他の猫とケンカで傷だらけになったり、
食べ物が見つけられず痩せてしまったり、
病気で目がつぶれてしまったりなど
過酷な環境の中で猫たちは一日一日を生きています。
猫が好きな方からしたら、せめてご飯だけでも、、、
と手を差し伸べたくなりますよね![]()
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しかし、ご飯をあげる“だけ”の優しさは
本当に猫の為になるのでしょうか?
外で生活をしている猫たちは基本、
避妊去勢の手術をしていません。
ご飯をあげたその猫は、飢えを一時的に
しのぐことが出来るかもしれませんが、
その猫に子どもができれば、又そういった
過酷な環境で生活をしなければならない猫たちが増えます。
苦手ではない方でも、
鳴き声や家の敷地にフンやおしっこをされたら
迷惑に思う方がいますが、
苦手な方からすると猫が増える事自体、
不快に思ってしまいます
そうなると、保健所や愛護センターに
持ち込まれる猫が増えてしまうんです![]()
また、過激ではありますが、
虐待目的に捕獲したり、
猫は害獣、外来種だからと駆除という名目で
殺してしまう方もいます。
娯楽やストレスのはけ口などによる虐待や、
害になるからと殺してしまうのは人の身勝手で、
その行為は犯罪です![]()
そんな環境で暮らしている猫たちを減らそうと
避妊去勢の手術を施す、TNRや地域猫活動があります![]()
もしご飯だけでなく、その後の猫の事も考え
避妊去勢の手術を施すと、繁殖を防ぐ事ができ
救われる命があります。
また、鳴き声やおしっこの臭いなども
抑える効果が期待できます![]()
人それぞれ考え方は違い、反発する部分もあると思いますが
ただ、一方的な考えや意見の押し付け合いは、何も解決しません。
猫だけでなく、周りの人の事も思いやり
又、自分だけでなく地域で暮らす猫のことも
同じ命として、考えて欲しいと思います。
過酷な環境下で暮らしている猫たちを
暖かく見守れるような社会になっていって欲しいです🐱











