大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

令和4年度 大分県犬猫殺処分

大分県のホームページに

令和4年度 犬猫殺処分の統計が

掲載されました。

 

 

(大分県HPより参照)

 

 

 

以下詳細⬇️

令和5年度 業務概要

 

 

殺処分統計については

平成16年度から掲載されていますが

その頃の猫の殺処分率は…100%でした。

 

私がこの活動に携わり始めた頃は

「持ち込まれた猫は即日処分」

と聞いていました。

その頃大分県には動物愛護センターがなく

猫の収容場所が確保できなかったからです。

 

 

それだけ多くの猫が

持ち込まれていたのです。

 

 

その頃に比べると年々殺処分は減少し

昨年度では犬が77頭、猫が457頭にまで

減りました。

 

しかし昨年度でも合わせると534頭…

 

殺処分されてしまった命を思うと

胸が張り裂ける思いです。

 

まだこんなに殺処分されているのかと

そう思う反面

過去の殺処分数を見ると

ボランティアさんやセンター職員の

皆さんの思いが今に反映されているのだと

そう感じます。

 

「殺処分」

 

して処分をする。

 

とても命に対して使うような言葉では

ありません。

 

目に触れる事はなくても

私たちの生活の中に

当たり前に存在している「殺処分」。

 

殺されてしまった子たちが

生まれてきた日のことを思うと

こんなにも虚しく、悲しい事はありません。

 

その命は本当に

救えなかった命なのでしょうか。

 

その子たちはなぜ、

殺されなければならなかったのでしょうか。

 

 

 

殺処分の多くが

人による持ち込みです。

 

 

今まで家族として過ごしていた子が

持ち込まれる事もあります。

 

 

ふかふかのベッドから

冷たいコンクリートの床へ

もう迎えにくるはずのない飼い主を

きっと来てくれると最期まで信じた

その子たちの思いを

叶えられなかった願いを

「仕方がない」

で終わらせていいわけない…

 

 

 

飼い主にも様々な事情があります。

想定していなかった事態も起こります。

そんな時に「殺処分」以外の選択肢へ

導けるように、「仕方がない」ではなく

「殺してはいけない」

「殺すわけにはいかない」

という意識が

飼い主以外の周りの人にも根付くように

「殺処分」の悲惨さや

他の選択肢に対するサポートを

たくさんの人に伝えていかなければと

改めて強く思いました。

 

 

知ってもらうという事

伝えていくという事は

本当に大事な事だと感じます。

 

その「啓発活動」は

誰にでもできる動物愛護活動です。

 

ご自身で文面を作ったり

画像編集をすることが難しくても

知った知識を誰かに話したり

SNSでシェアしたりする方法もあります。

 

ひとつだけ絶対的に必要なのは

「行動力」

それさえあれば誰にでもできることです。

かわいそう

なんとかしてあげたい

そう思っても

行動が伴わなければ何も始まりません

“なんとかしてあげて”

ではなく、はじめの一歩の気持ちで

「知ること」「伝えること」を

心がけていただけると嬉しいです。

 

 

外で生きている猫たちの事

ペット産業で犠牲になっている犬や猫

人間社会の高齢化

 

 

動物の問題は人の問題です。

人の問題は社会の問題です。

 

 

ボランティア団体さんや

個人ボランティアさん

センター職員の方々だけでは

変える事はできません。。

多くの人の思いを声に出すこと

行動に移すことが

本当の意味で「救う」ということに

つながっていきます。

 

そして

そういう事態になった時ではなく

なる前の対策が

飼い主さん自身にも

必要になってきます。

 

 

動物のために何かしたい

そう思う方がいましたらぜひ

行動していただけると嬉しいです🍀✨

 

 

なぜ殺処分がなくならないのか…

以下のページも合わせてご覧下さい。

 

 

 


猫の性質
飼い主の十戒 里親詐欺について 安楽死ではありません 猫の紹介