大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

野良猫の結末

 
 
先日の朝日新聞で不幸な野良猫の死
 
についての記事を読みました!
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
「猫が道路で死んでいます」
 
大分市内の清掃業者さんには1日に数件、
 
こんな問い合わせがあるそうです。
 
 
 
 
これは以前私がニャンフォメーション
 
「寒い時期の猫と車の事故」
 
記載させていただいた時も、
 
同じような内容の問い合わせが
 
各地であるといった記事でした。
 
 
 
 
私たちが普段よく見かける
 
いわゆる”野良猫”の死についてですが、
 
中にはタヌキやイタチといった
 
野生動物についても事故死の
 
問い合わせも殺到しているそうですが
 
多くは車にひかれた猫だそうです。
 
 
 
 
 
猫の出産期の春と秋に特に増え、
 
路上だけでなく住宅の庭や物置内でも
 
亡くなっている事があります。
 
車にひかれた後に安全な場所を探し、
 
そこで力尽きるのでしょう。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
 
動物は生きていれば保健所の職員さんが
 
回収するそうなのですが、
 
死亡している場合は一般廃棄物として
 
市の委託業者さんがゴミとして処分します。
 
 
 
 
 
業者さんは、
 
「病死よりもケガをおって死亡するケースが圧倒的に多い」
 
とおっしゃっているそうです。
 
 
 
 
 
市内で回収される動物の遺体は
 
毎年度3000件を超える状況が続いて
 
いるそうです。
 
 
昨年度の市内で回収された動物の遺体は3448頭
 
その6割以上の2268件が猫、次いで犬が276件、
 
全体のうちの632件は飼い主がいて
 
その他の2816件は野良猫や野良犬
 
野生動物だったそうです。
 
 
 
 
 
なぜこのように猫の交通事故が
 
圧倒的に多いのかというと
 
犬よりも猫の方が管理が難しく
 
1回の出産で生まれる数が多い為です。
 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
 
 
ご存知の方はいらっしゃると思いますが
 
猫は1年に数回出産期を迎え、
 
1回で少なくて数匹~10匹程度の
 
出産が可能であること。
 
 
産後半年~一年未満で次の出産が
 
可能になる為増えるスピードも早いのです。
 
 
 
 
飼い主のいない野良猫は殺処分されるケースが多く
 
県内昨年度では猫1764頭
(その内6割近くが生後90日の子猫)
 
犬240頭が殺処分されました。
(飼い主が持ち込む場合が多い)
 
 
 
 
野良猫0、野良犬0への近道は、
 
フードをあげるよりも先に避妊去勢
 
重要と身に染みて感じています。
 
 
 
 
 
 
 
 
5月23日更新ニャンフォメーションより
 
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