猫はなぜゴロゴロ鳴くの
と不思議に思ったことはありませんか?
猫がゴロゴロ鳴く主な理由として
・嬉しい、満足、リラックスなど
気持ちを表現するため
・親猫と子猫がコミュニケーションを取るため
・癒しを与えるため
などがあります。
このゴロゴロは小型のネコ科動物に共通する独特なもので、
ライオンやトラのような大型のネコ科動物には見られないそう。
快適で幸せな状態のとき、満腹なとき、気持ちの良い場所で寝ていたり、撫でられたり…
飼い主さんや他の猫に対して気持ちを表すときにゴロゴロで伝えたりします。

また、生まれたての子猫は目や耳がほとんど発達していないので、
母猫はゴロゴロ音を鳴らし振動させることで子猫に知らせ近づき、
子猫は2日齡までにはゴロゴロと鳴らせるようになることで
母猫とコミニケーションが取れるようになるそうです。

ゴロゴロの周波数は個体差もありますが、
およそ25~150ヘルツの間あたり。
ちなみに20~50ヘルツの音には人の副交感神経を優位にし、
ストレスを緩和したり、ケガの治療などに効果があるといわれています。

そんなゴロゴロは、普通の鳴き声と同時に鳴らす事もでき、
また息を吸うとき、吐くときの両方で発生し、
長時間ゴロゴロ鳴くことができるそうです。
不思議ですね
最近では、喉の内側にある喉頭筋という筋肉が収縮、
振動することで独特なゴロゴロ音が発生すると考えられています。
他にも仮説があり、ゴロゴロのメカニズムはまだはっきりとわかっていません。
猫のゴロゴロは他にも他の猫と一緒に遊ぶときや
逆に弱い立場の猫がケンカを避けようとするとき、
不安なときや分娩のとき、また、病気やケガをしたとき、死の直前と。

いろいろな状況や状態でゴロゴロ鳴くことがあるので、
どういうときに鳴いてるのかな?と
日々観察してみるのもよいですね
猫のことを知る度に
愛おしさが増していくのではないでしょうか