みなさん猫にも高血圧症があること
知っていますか?

高齢猫の約20%が高血圧症と認められたそうです。
しかし、動物全般に言えることですが
定期的に血圧を測ることがあまりないため
発見が遅れてしまうこともあります。
どのような症状の時に
高血圧を疑うか?
■視覚の異常、眼の異常
■行動異常、神経異常、鳴くなどの行動異常
→徘徊したり、無目的に鳴いたりするなど
認知症に似ている症状もある。
■7歳以上の猫
■心疾患を罹患
■腎疾患を罹患
など・・・

高血圧に影響を受けるとされる臓器は
腎臓、眼、脳、心臓と言われています。
腎臓に影響すると
ご存知の方も多いかと思いますが
慢性腎臓病の進行です。
眼になると
眼の血管に負担がかかり網膜などが
出血してしまい真っ赤になってしまいます。
気付いた時点では失明が避けられない…など
とても怖い病気である事は
間違いないと思います。
上記のようなことから原因としては
腎臓病、副腎皮質機能亢進症、甲状腺機能亢進症
糖尿病などが多いそうです。


(アメリカ獣医内科学学会(ACVIM)より引用)
また猫の場合は病院などに行くことで
緊張・興奮状態となり
一時的に高血圧の値が出ることもあります。

高血圧の疑いや心配がある方は
自宅で測定する飼い主さんも多いようです。
治療としては人と同じで
原因疾患の治療をまず行います。
ハイリスクと判断されたりすでに症状がある場合は
血管拡張薬や利尿剤などの投薬を行うようです。

ペットの異変にいち早く気づけるのは
私たち飼い主です![]()
高齢になると色んな症状がでてきてしまいますが
いつもと違う事や心配なときは
かかりつけの動物病院へ相談してくださいね![]()
![]()








