梅雨の時期は
人も体調を崩しやすくなりますが
猫も注意が必要です

猫は湿度や気温の変化に敏感で
食欲不振や元気がない、下痢や嘔吐といった
梅雨バテの症状が見られることがあります。

梅雨の時期は寒暖差が激しく
それにより気圧が大きく変化します。
気圧の変化は自律神経を乱してしまう他
ホルモン分泌や免疫関係にも影響を与えます。
そうすると、内臓などの機能低下や
アレルギー症状を強く引き起こしてしまうことも…

また、湿度の影響も大きく
人も湿度が高い時はベタベタした暑さに
ウンザリすることもあります。
人は全身に汗をかき体温調節を行いますが
猫は鼻と肉球以外に汗腺がありません。

【特に注意が必要な猫】
シニア猫
梅雨だけではなく
環境ストレスにとても敏感で免疫も弱いため
注意

持病がある猫
どんな病気も気候の影響を受けることがあります。
特に代謝が上がる甲状腺機能亢進症の猫は
要注意(※1)

長毛の猫
長い被毛が放熱を妨げるので
体に熱がこもりやすいので注意

〘 梅雨を快適に乗り切る〙
室内の環境を整える
除湿機、エアコンなどを使用し
湿度50~60%に保つ

リラックスできるスペースを準備する
その子に合った静かで落ち着ける場所や、
ベッドを配置する

遊びやふれあいもしっかり行う
スキンシップをまめに行うことで
小さな変化に気づくこともできます。

被毛のケア
ブラッシングで湿気による蒸れを防ぐ
湿度が高いことで
フードも腐りやすくなります。
ウエットフードは特に注意が必要です
また、ドライフードも唾液がついた部分が
腐りやすいので気をつけましょう

人も猫も体調、環境をしっかり整え
ジメジメの梅雨を乗り切りましょう