みなさんは動物義肢装具士という
お仕事があるのはご存知でしょうか?
動物義肢装具士とは
人間に対して作られてきた義肢や
装具の技術を、動物向きに
応用して作る方を指すそうです!
日本には動物義肢装具士は
とても少ないのが現状です。
日本初の動物義肢装具士と言われる
島田旭緒(しまだあきお)さん![]()
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※画像:ハーバービジネスオンラインより引用
天才志村どうぶつ園で坂上忍さんが
愛犬サンタ君の為に義足を依頼した際の
放送をご覧になった方もいるのではないでしょうか?
※画像
坂上忍さんオフィシャルブログより
引用させて頂きました。
動物義肢装具士の仕事内容は
病気や不慮の事故などにより
運動障害を抱える動物に適切な
義足や装具を作ることになります。
今までと同じように走り回る姿が見たい!!と
願う飼い主さんも多いのではないでしょうか?
島田さんは自ら会社を立ち上げ
基本的に動物病院から依頼を受けて
義足や装具の製作に取りかかるそうです。
もちろんですが
人間と同じように動物も
それぞれ身体的特徴が違うので
きっちりとサイズを測り
何度も微調整を繰り返しながら
製作しなければなりません![]()
人と同様で装着した際の
痛みや違和感などは
話せない動物にとっては
とてもストレスになります。
スムーズに装着できるように
製作するのは知識・技術だけでなく
膨大な時間もかかります![]()
島田さんは専門学校時代に
‘‘人の義足があって
なぜ動物にはないのだろう’’
ととても疑問に思ったそうです。
平日は製作会社で
義肢装具士として働きながら
経験を積み
土日は動物病院に通いながら
義肢装具の研究に
時間を費やしたそうです![]()
動物病院に通って
腰椎を長期固定できる
動物用コルセットを開発されました。
27歳の時に特許を取得し
翌年動物を専門とする義肢装具メーカー
東洋装具医療器具製作所を立ち上げられました![]()
今では、全国の動物病院や
愛護団体などから寄せられる依頼は
3000件以上。
これまで2万匹に及ぶペットの
義肢装具を製作してこられたそうです。
そのうち95%が犬だそうです![]()
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高額になってしまうとのこと。
現在慶應大学と共同で
3Dプリンターを使って
少しでも安価に作れるように
装具の製作をされているそうです。
動物義肢装具士は
職業として
確立されていないそうです![]()
そのため
動物義肢装具士になるための道のりも
同様に確立されていないのです![]()
島田さんの経緯を踏まえると
動物義肢装具士になるためには
義肢装具士の資格と
動物に関する豊富な知識が
必要となるのではないでしょうか。
培われた義肢や装具に関する技術を
どのようにして装着する動物のために
最適化できるのかを
自分から見出さなければならないようです![]()
日本では
非常に多くの方がペットを飼っており
サロンやカフェなど
ペットに関するサービスが
以前よりも多様化しています。
また、犬や猫の寿命が以前よりも伸びており
ペット介護の需要も増加しています![]()
このようなことから
今後需要が高まる
動物義肢装具士というお仕事。
大変な職業ではありますが
動物義肢装具士を志す方たちが
増えていくと良いな~と
私は思います![]()

















