大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

メメのお話

 
私が預かりボランティアをはじめて
約2年半経ちました。
 

 

 
その間、預かりボランティアだけでなく
里親探しのお手伝い等
これまで様々な経験をしてきたので
 
数回にわけて
今までの経験をこちらで
お伝えできたらと思います(*^^*)
 
 
 
 
 
 
 
まず最初は【メメ】のお話から
 

 

 
 
 
 
メメとはコンビニで
出会いました。
 
 

 

 

 
お腹の大きな状態で
外をウロウロしており
妊娠しているのは確実…。
 
お店の人に聞いてみて
飼い主さんがいないなら
保護しようかと考えていたら
 
 

 

キャリーを持った中学生がやってきて
家に連れて帰って飼うというのです。
 
ただ、やはり
「親の承諾を得てるのか?」など
心配な事もあり連絡先を交換しました。
 
 
 
 
 
 
そして、その子のお家で
メメは子猫を産んだのですが…
 
「メメが倒れるようになったし
子猫もどんどん亡くなっていく
どうすればいい?」
とSOSが来たのですアセアセ
 
 
 
 
このままでは
子猫が全部死んでしまうかもしれないと思い
私が預かる事に
 
 
結局子猫はこの後
1匹だけになりました。
 
 
 
 
 
 
メメも出産時に脳に何かあったのか
その子がいうように結構な頻度で
転倒するようになっていました。
 
 

 

 
 
 
 
 
 
どうにかしてあげたくて
とりあえず、妊娠出産で不足した
栄養を取り戻そうと
高栄養の食事に切り替えました
 
 
 
すると転倒する頻度が
少なくなったのですキラキラ
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、一安心したのも束の間
「事情があり、もう飼う事が出来ない」
中学生から連絡がありましたアセアセ
 
 
 
 
里親を探さないといけない状況になり
募集をしましたが
 
成猫で障害があるため
なかなか問い合わせも来ませんタラー
 
 
 
 
 
そして、ある日
メメの子供である黒猫ちゃんに
里親希望者さんが現れました!
 
 

 

 
見学に来てもらい
うちで預かっている猫を全て見せ
触れ合ってもらいました。
 
 
 
 
お父さんが
「どの子にするの?」と娘さんに聞くと
 
娘さんは
「お父さんが選んで」と…
 
 
 
 
 
確かに娘さんは
とても消極的なタイプでした
 
するとお父さんが
「お父さんは全部連れて帰りたいくらいやけど、
それは無理やろ?」
 
「誰がいいの?」ともう一度尋ねると
 
 
娘さんは
自分に寄り添っていたメメを指差し
「この子」と言ったのです
 

 

 
私は
「この子で本当にいいの?」と聞くと
娘さんはこくりと頷きました。
 
 
 
病院も2件行き
どちらの獣医師さんも
生活には支障がないとは
言ってくれてますと
お父さんに説明し
 
 
トライアルの後
無事に譲渡となりましたキラキラ
 
 
 
 
 
 
今は幸せすぎるのでしょうか?
 
たまに送られてくる画像は
以前よりふっくらしています爆笑
 

 

みんなに愛されてる証拠ですね❤
 
 
 
 
 
 
 
正直、私は障害が出た時点で
譲渡するのは無理なんじゃないかと
半分くらい諦めていました。
 
今思えば
私が勝手にメメの限界を
決めていたのです…。
 
 
 
回復力もそうですが
猫の力は計り知れません
 
メメと出会い
それを教えてもらいました。
 
 
 
 
 
この幸せもきっとメメが自ら
引き寄せたものだね!
 
 
 
 
 
 
私ができるのは
猫たちが新しい家族と出会うための
ほんの少しのお手伝いです
 
 
今も猫たちに本当の強さを
教えてもらいながら
日々過ごしています。
 
 

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