大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

ノネコが置かれている残酷な環境

 
みなさんは【ノネコ】って
ご存知ですか?
 
 
 
野良猫ではなく、、、
ノネコとは飼い主がおらず、集落を離れて
自分でネズミや兎などの小動物を餌として
捕食している猫のことです。(完全野生化)
 
野良猫は、ノネコと同じように
飼い主がいませんが
私たち人間の生活圏で生活しています。

 

 

 

今ノネコが問題視されていること
知っていますか?
 
 
 
なぜノネコが問題視されているかというと
四角オレンジえさとして希少動物をたべてしまう
 
四角オレンジ繁殖に大きな影響を与えてしまう
 
四角オレンジ野生のヤマネコなどに悪影響を与えてしまう
※環境省のホームページに
詳しく記載されています。
://環境省_希少種とノネコ・ノラネコリンクwww.env.go.jp
 
 

 

 
ノネコが悪いのではありません・・・
 
 
 
元の原因は私たち人間にあります。
猫は元々ペットとして人間に
飼われてきました。
野良猫もノネコも
もともと自然界にいるわけではありません。
 
 
飼い猫を放し飼いにしたり
飼育放棄などから野良猫になり
野良猫がさらに集落を離れて
自然の中で生活をし
ノネコになったのです。
 
 

 

 
日本で自然界に生息するネコ科の動物は
イリオモテヤマネコ
ツシマヤマネコのみです。
 
 
鹿児島県にある奄美大島では
ノネコによる希少動物への悪影響から
大量殺処分が計画されています。
 
 
殺処分する原因は
上記に記載した通りになりますが
殺処分して数を減らしても
私達人間の意識・行動を変えなければ
なにも解決しません。
 
 
 
 

野良猫や飼い猫は狩猟の名目で

殺したり傷つけたりすることは

動物愛護法により違法行為です。

 

しかし、ノネコだと狩猟の対象・・・。

 

 

 

このような残酷な環境に

私達人間が追い込んでしまいました。

 

 

 
世界自然遺産への登録を目指す
奄美大島では
希少種を守るためのノネコ対策が
重要な課題となっています。
環境省は
2018年から年間300匹の
ノネコを捕獲し
10年で3000匹を処分することを
計画しています。
 

 

 

ノネコは鳥獣保護法の

「有害鳥獣駆除」という形で

自治体が捕獲することが可能。

 

行政がノネコを殺処分しても

「殺処分数」としてカウントされないのです。

 

 

私たち人間が身勝手な理由や

無責任な行動をしたことで

大量殺処分になってしまうのです。

 

必死に生きるために

狩りをしただけ・・・

 

その捕食対象が

希少動物だったということ・・・

 

 

 

 

以前より動物愛護に対して

意識の変化が起こっていることは

私自身実感しています。

 

 

 

ですがまだまだ日本は

動物愛護後進国です。

 

動物が好きな人ばかりではありませんが

そもそもなぜ野良猫、ノネコが

生まれたのか・・・

根本的なことを理解していただければ

自ずと意識が変わると思います。

 

 

 

私たち人間が起こした行動を

もっと深く考えて欲しいなと思います。

 

 

 

 

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