大分ニャンたろう
ニャンフォメーション

チャレンジゼロプロジェクト大分~宍戸大裕さんトークショー~

先日、引き続きチャレンジゼロ大分のイベントに参加させていただきました。今回は映画監督宍戸大裕(ししどだいすけ)さんのトークショーでした。

 

この方は普段、動物や重度障害者のドキュメントを撮っている監督さんで、チャレンジゼロ大分の方からのお誘いで今回のお話を受けてくださったそうです。

 

トークショーの内容は出身が宮城県とのことで、自身の映画「犬と猫と人間と2」の映像を使いながら
殺処分されていく犬の様子やその殺処分を行う人の声、被災地石巻市の様子、その中で出会ったとある夫婦とその方たちが飼っていた犬と猫のお話し、
避難所でのペットの扱い方など、被災地での動物たちの扱いを主軸としたお話しでした。

 

 

 

 

いまだ記憶にも新しい東北震災。今月11日で7年が経過になりますが、その傷跡は今でも深く刻まれたままです。
その映画内でも家屋がただの瓦礫や木材同然となり、更地と化した光景が壮絶さを物語っており、何とも言えない気持ちになりました。

映像の中には、その中を元は飼い主がいたのではないかと思われる一匹の犬がてってけと歩いていく姿があり、とても印象的でした。

 

 

 

 

 

 

 

参加者の中にはあまりの悲惨さに胸を痛め、泣いている人もいらっしゃいました。うちの代表もその一人です。
実際、宍戸監督も現地で取材をしようとしましたが、かける言葉が見つからず話しかけられなかったとおっしゃっていました。

 

 

 

他人事ではない。自分たちもいつそうなってもおかしくない。

 

 

 

人災は人の手で防げますが、天災は人の手では防げません。大分でも地震はとても身近なものになっている昨今、今回の宍戸監督のお話を聞いて改めて痛感しました。

災害時に備えて飼い主にできる事は?この子たちの手を離さず共に生きるためにはどうすればいいのか?を今後と言わず、今から考えなければいけないとも思いました。

 

ご自宅でペットを飼っていらっしゃる方々にとってその子達は「家族」
しかし世間ではまだその認識が薄く、同伴避難を受け入れられないといったことがあるようです。

 

 

命あるものは等しく「生」を受け、この世界に暮らし、生きています。人に限らず動物にも命があります。「心」のない「物」ではないのです。

 

時間はすごくかかると思われますが、「家族」として隣にいるのが当たり前、という社会に変わっていけるように微力ながら精進したいと思いました。

 

 

 

 

 

 

ペットフレンド大分さんが無償で配布なさっていた迷子札!とても大事なものですね!

 

 

 

 

 

宍戸監督にサインを頂きました!
とても有意義で貴重な時間をありがとうございました!!\(^o^)/


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