みなさんは殺処分されてしまう子たちについて
考えたことはありますか?
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安楽死ではなくもがき苦しみ
息絶えていくということ。
とても恐ろしい話になりますが
殺処分される子たちがそこまでに至る背景として
飼い主からの持ち込みもとても多いのです。
持ち込み理由としては
・飼い主の病気、入院、死亡
・引っ越し
・経済的理由
・ペットの老齢、病気
・問題行動などさまざまです。
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全て私たち人間の身勝手な理由になります。
ただ、家族等のサポート体制が整っていれば
解決できることもあります。
私自身も今現在痛感しているところで
身内の病気が発覚し入院、手術を終えました。
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その間ペットのお世話はさまざまな人に
サポートしてもらい、ペットたちには寂しさを感じさせてしまったかもしれませんが、何とか乗り切りました。
今後もどのような経過を辿るかは
本人も私達も分かり得ません。
予測できることを防ぐために
サポート体制を整えました。
持ち込み理由を見た時に
人間の勝手だと言いましたが
全てがそうではないと感じています。
病は突然訪れることもあります。
予期せぬことが起こる可能性も
誰にだってあります。
好きで家族同然のペットを1人にしたいわけではありません。
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人もペットもお互いが
最善の生活を守るために
もしもの時のサポート体制を整えていれば
最悪な事態は回避できるのではないかと思っています。
動物愛護後進国である日本では
そのサポート体制を整えることさえ
とても大変です。
予期せぬ病に倒れ
どうすることもできない時に
周りのサポートがあれば不幸な子たちは
減るのではないかと思います。
もちろん、私たちの意識も変えなくてはなりません。
“あの施設が引き取ってくれるから”
“あの団体が引き取ってくれることになった”
丸投げではいけないのです。
お金も時間も有限です。
自分自身で最後の最期まで
責任を持たなければいけませんが
予期せぬ出来事が起こった時に
頼れる人や団体、施設などサポート体制を整え且つ、家族や知人等に周知しなければいけません。
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自分だけで準備を進めていても
いざその時になって
周りの人は何も知らないでは意味がありません。
手続きの手間や時間、お金。
本人ではない人にとっては
煩わしいかもしれません。
私自身も家族のサポート体制を整える際に
話し合いの場を持ちましたが
誰ひとりとして進んで協力してくれる人は
いませんでした…
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とても虚しく
それ以上に悲しくて涙が止まりませんでした。
同じ地域に住んでいる家族が協力を拒み
それをなんとか説得し渋々承諾を得ました。
何か起こった時の初動対応だけお願いしました。
今さまざまなところで
ペットが取り残されたという話を耳にします。
もっと自分の家族に寄り添ってほしい。
もっと動物たちの命について考えてほしい。
同じ命なのに、どうしてペットたちには
こんなに残酷なことができるんでしょうか…
国だけの問題ではなく
私たち人の意識を変えないといけないのです。
ここ数年はテレビで多くの動物番組が
放送されるようになりました。
もっと尊い命のために尽力されている方たちの
行動を見てほしいと思います。
なにかひとつ…絶対にできることがあるはずです。
どうか動物たちの命の重みに…
当たり前に気づける世の中になりますように。